サムネイルやブログ用の素材を作るとき、人物や商品を背景から切り抜きたいことってありますよね。
Canva(キャンバ)なら、ブラウザ上で簡単に背景透過ができるため、Photoshopを使わなくてもきれいに仕上げられます。
今回は、Canvaでの画像切り抜きと透過保存の方法を、無料版・有料版の両方のやり方で紹介します。

目次

  1. Canvaとは?
  2. 無料版と有料版の違い
  3. Canva Pro(有料版)で背景を透過する方法
  4. 無料版で背景を透過する方法(代替手順)
  5. 透過PNGで保存する手順
  6. Webで使うときの注意点

1. Canvaとは?

Canva(キャンバ)は、オンラインでデザインができる人気ツールです。
写真加工・文字入れ・テンプレート作成などがドラッグ操作だけででき、初心者でもすぐに使いこなせます。

特に「背景リムーバー」機能を使うと、ワンクリックで自動切り抜き&背景透過が可能です。

2. 無料版と有料版の違い

機能無料版Canva Pro(有料版)
背景リムーバー利用不可利用可(ワンクリックで自動透過)
透過PNG保存利用不可利用可
素材・テンプレート数限定的プレミアム素材が使い放題

💡結論: 背景を透過したいならCanva Proが圧倒的に便利です。
ただし、無料版でも外部ツールと組み合わせれば同じような仕上がりが可能です。

3. Canva Pro(有料版)で背景を透過する方法

手順:

  1. Canvaに画像をアップロード
  2. 画像をクリックして選択
  3. 上部メニューから「編集」→「背景リムーバー」をクリック
  4. 自動的に被写体が切り抜かれ、背景が消えます
  5. 必要に応じて「消しゴム」または「復元」で細部を調整

背景が透過された状態で編集画面に残ります。
あとは透過PNGとして保存すれば完了です。

ポイント:
髪の毛や細かい部分もAIが自動的に認識してくれるため、Photoshop並みの精度です。

4. 無料版で背景を透過する方法(代替手順)

Canva無料版では「背景リムーバー」が使えないため、以下の方法で代用します。

  1. remove.bg などの無料背景削除サイトに画像をアップロード
  2. 透過されたPNGをダウンロード
  3. Canvaにアップロードしてデザインに配置

この方法でも十分きれいに透過できます。
Canva内で編集したい場合は、背景を消した画像を素材として活用しましょう。

5. 透過PNGで保存する手順

  1. デザイン画面右上の「共有」→「ダウンロード」をクリック
  2. ファイルの種類を「PNG」に設定
  3. 透過背景にチェックを入れる(Pro限定)
  4. 「ダウンロード」をクリックして保存

これで背景が透明のPNG画像が保存されます。

注意: JPEG形式では透過にならないため、必ずPNG形式を選択してください。

6. Webで使うときの注意点

  • ファイルサイズが大きい場合は「TinyPNG」で圧縮
  • 背景が透けるデザインでは、下地の色とのコントラストを確認
  • WordPressにアップロードする際は、WebPに変換すると表示が軽くなります

まとめ

Canvaを使えば、ブラウザだけで簡単に背景透過画像を作成できます。
有料版ならワンクリックで即透過、無料版でも外部ツールで十分対応可能です。

デザイン初心者の方は、まず無料版+remove.bgの組み合わせから試してみるのがおすすめです。

投稿者 terastock